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CASE10

自治体

豊中市 様

「子育てしやすさNo1」に向けてとよなかはぐくみポータルサイトを推進していきます

豊中市では、令和8年1月より子育て支援事業の一環として「とよなかはぐくみポータルサイト(https://erapo.jp/toyonaka-hagukumi/info)」事業を実施。 この取り組みにおいて、ポータルサイトの構築から運用、商品手配など、事業全体の運用パートナーとして、ハーモニックをご採用いただきました。
今回はこちらの取り組みについて、インタビューさせていただきました。

Q.豊中市は「子育てしやすさNo.1」を目指し、”こども政策の充実・強化”を戦略の核と位置付けられています。この取り組みの背景・内容について詳しくお教えいただけますか?

我々は「子育てしやすさNo.1」を目指すにあたって、令和5年度にこども政策の充実強化に向けて、いくつか指針を立てました。その中でも「社会で子育てを進めていこう、支えていこう」という「子育ての社会化」が市の取り組みの中心として位置付けられました。
ここを考え方のベースとして、子育て世帯を支えていくために5年間で約100億円の集中的な投資を進めています。この取り組みの一つの形として、今回「とよなかはぐくみポータルサイト」というWEBサイトを立ち上げました。

Q.ありがとうございます。「子育ての社会化」について、取り組みの概要をもう少し詳しくお教えいただけますか?

介護を例にとってみると、今日では「介護の社会化」は一般に共通して認められる考え方として定着しました。
これは2000年代初頭から広まってきた考え方です。当時、家で子供が親の介護をやるのが当たり前だった社会において、介護で子供世代が疲弊してしまうという社会問題がありました。これに対して社会全体で介護を支えていくべきだという機運が高まり、様々な事業者の支援や国の制度である介護保険制度など、この20年でいろいろ整ってきたことで「介護は子世代の自分たちだけで頑張らなくてもいいんだ」という文化が生まれました。
一方で、これを「子育て」に当てはめてみると、まだまだ「親だけでやらなければならない」、「親が子育てを外に頼るのはあまりよくない」という風潮が今の日本にはあると思います。そこを介護と同じように、社会で、みんなで支えていく、というのが「子育ての社会化」の基本的な考えとなります。

Q.今回の「とよなかはぐくみポータルサイト」は、子育ての社会化の取り組み「妊婦支援給付金(妊婦のための支援給付)」等を活用した事業と捉えております。本事業の目的をお教えいただけますか?

「とよなかはぐくみポータルサイト」は、豊中市の子育て用ポータルサイトとして、豊中市で受けられる子育てに向けた公共サービスや、入園・入学で必要になるアイテムといった、子育て全般に関係する有益な情報を整理し一元化した形で子育て世代の皆さまにお伝えしています。
豊中市は7割以上が共働き世帯です。両親が家に帰ってきて子供の面倒を見て、ようやく落ち着く頃には夜の10時、11時となり、そこから子育てに関する調べものをすると時間を取られてさらに遅くなるといったことをよく耳にします。そういった中で「とよなかはぐくみポータルサイト」は、子育てに関する情報を一元化して提供することで、子育て世代に「豊中市の子育て情報は、ここを見に行ったら色んな情報がまとまっているよね」と便利に感じて使っていただくことが一つの大きな目的です。

また、妊婦支援給付金の「マチカネポイント」支給もポイントです。生まれた時から子育てを外に頼ることの抵抗がなくなるようにしてもらうといいますか、お子さんが大きくなればなるほど、外に頼ることが少しずつ減ってくると思います。一番大変な時期というのは、やっぱり生まれてから小学校低学年までが保護者の負担が大きいと言われていますし、その期間で疲弊してしまうことが多いということもあり、お子さんが生まれた直後から頼れるひとつのキーポイントとなるのが、この事業の役割と思っております。

Q.本事業の「とよなかはぐくみポータルサイト」の特徴について、分かりやすくお教えいただけますか?

まずは子育てのためのサービスやアイテムを提供すること、もう一つは必要な情報を届けること、この二つが「とよなかはぐくみポータルサイト」のメインの役割です。
先ほどもお伝えしましたが、今回は妊婦支援給付金を「マチカネポイント」で支給します。ポータルサイトで提供している子育てのためのアイテムは支給された「マチカネポイント」で交換することができます。「マチカネポイント」は豊中市のデジタル地域通貨であり、豊中市の飲食店やコンビニなど、多数の店舗でも使えます。

Q.豊中市の皆様がすでに使っている地域通貨が「とよなかはぐくみポータルサイト」で利用できるというのは画期的ですね。オンライン/オフラインでシームレスに使えるのは、お子さんが生まれた直後の忙しい時に、煩わしい手続きなく子育て支援を利用できる素晴らしい特徴だと思います。二つ目の「必要な情報を届けること」についてはいかがでしょうか?

「とよなかはぐくみポータルサイト」は、子育てをしていくなかで何かあった時に有益な情報を得られる場所です。「妊婦支援給付金」を使い終わったら見られないサイトにならないよう、中身をアップデートしながら情報をしっかり届けていくことで、子育て世代にリピート利用していただくことを重要視しています。
プラスして、来訪者のニーズを知ること、また、ネットを介してアンケートなどを実施することで、市民の皆さまとの距離が近まって、アプローチもしやすくなると考えています。
こういった形で、ここに来た市民の皆さまに便利に使っていただくというのもそうですが、市民の皆さまのご意見やお考えを集める場にもしていきたいです。

Q.本事業「とよなかはぐくみポータルサイト」において、特にご注力されたポイントをお教えいただけますか?

サイトに掲載するアイテムの選定はもちろんですが、この事業の立ち上げの際、このサイトのコンセプトが「子育ての社会化」の理念にきちんと沿っているのか?という問いを繰り返し議論しました。長くご利用いただくために、自分たちが最初からそこを外さないよう十分に気をつけたところがポイントです。
またハーモニック様にも、そこを汲み取っていただいたところは大きかったです。「豊中市様が目指しているのは、こういうところですよね」とご提案いただいたので、サイトの中身を作っていく時は、こちらの意向に沿った形で構築していただくことができました。自分たちと同じ方向を向いていることが実感できて、すごくよかったと思っております。

Q.本事業「とよなかはぐくみポータルサイト」をどういったものにしていきたいでしょうか?

一番の目的である「子育ての社会化」を推進するにあたって、子育てにも「選択肢がある」ということを知っていただく場所をつくっていきたいです。本当に色んな方に足を運んでいただいて、そういったきっかけになれば非常にうれしいです。

Q.最後にハーモニックへのメッセージをお願いいたします。

繰り返しになりますが、我々のやりたいことを一緒に進めていただく中、提案から本当にブレずに同じ目線を持っていただいたところがありがたかったです。これから一緒に、2年目、3年目と作り上げていくので、一緒にいいサイトにしていけたらと思っています。
我々は「子育ての社会化」をベースとし、このポータルサイトを運営しながら「みんなで子育てを支えていく」という機運醸成を進めていきます。一方でハーモニックさんが全国の自治体と、同様の取り組みを進めていかれることが「子育ての社会化」を全国的に広めることにつながると期待しています。また、そういった取り組み事例のお話をご共有いただくことで、豊中市の取り組みをより良いものにしていきたいとも考えています。今後ともよろしくお願いいたします。

今回、豊中市の内田様(写真:左)、篠木様(写真:右)にお話を伺いました。
いただいた意見を元によりよいサービスの提供を心がけてゆきます。
インタビューに快くご対応していただき、誠にありがとうございました。

お客様の情報

お名前 豊中市 こども未来部 はぐくみセンターこども支援課
所在地 大阪府豊中市岡上の町2丁目1番8号 とよなかハートパレット2階
主な事業内容 はぐくみセンターにおいて、子ども・家庭等への包括的な支援に係る総合企画及び調整を行います。
豊中市ホームページ https://www.city.toyonaka.osaka.jp/index.html
とよなかはぐくみポータルサイト https://erapo.jp/toyonaka-hagukumi/info
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