就職祝いのお返しのマナー
時期・相場・おすすめの品物

「就職祝い」は、晴れて社会人の仲間入りをしたことを祝って、親族や恩師などの親しい人から贈られるものです。 「入学祝い」や「卒業祝い」などと同じく身内のお祝いですから、基本的にはお返しをする必要はありません。お祝いを受け取ったあと、できるだけ早いタイミングで、電話や手紙でお礼と感謝の気持ちを伝えれば十分です。

しかし、特にお世話になった人など、相手との関係性によっては、初任給や初ボーナスで何かお返しを贈るのがおすすめです。

ある意味、社会人としての社交の第一歩となる就職祝いのお返しを、時期、のしのルール、金額相場、定番品などの項目ごとに詳しくご紹介します。




   目次


  1. 就職祝いのお返しを贈る時期は?

  2. 就職祝いのお返しの贈り方は?

  3. 就職祝いのお返しの相場は?

  4. 就職祝いのお返しにどんな品物を贈るべきか?






1. 就職祝いのお返しを贈る時期は?



就職祝いは、就職決定後のできるだけ早い時期に贈るのがいいとされていますので、遅くとも出社の2週間前から、入社して1ヵ月後ぐらいまでには受け取っていることが多いでしょう。

しかし、お返しを急ぐ必要はなく、入社後初めて出る給料やボーナスのタイミングで贈ります。
すぐにお返しを贈ってしまうと、かえって相手に気を使わせることになってしまうので気を付けましょう。


ただし、お返しを贈るまで何もしないというのはNGです。
お祝いをもらったときは、できればその日のうち、遅くとも2~3日中には、電話やお礼状で感謝を伝えるようにします。




2. 就職祝いのお返しの贈り方は?



紅白の蝶結びの水引がついたのし紙を品物に掛け、表書きは「内祝」または「御礼」とするのが、正式な就職祝いのお返しの贈り方です。蝶結びの水引は、何度でも望まれる慶事の際に使われます。


下には自分自身(就職祝いをもらった本人)の名前を書きます。
ただし、のしをつけるのは、礼儀正しく感謝の気持ちを表すことができる一方、他人行儀な印象を与えることにもなります。両親や特に親しい相手であれば、形式にこだわらずにプレゼントをしてもいいでしょう。





3. 就職祝いのお返しの相場は?



就職祝いのお返しは、いただいたお祝いの価格の3分の1が目安ですが、就職祝いは社会人の仲間入りをしたことを祝い、新生活に役立つようにと贈られるものですから、相手方は高額なお返しを求めているわけではありません。 むしろ、無理に高い物を選んでしまうと、余計な心配をかけてしまいます。高級な物を贈るよりも、「社会人としてしっかりお給料をもらえるようになりました」という報告だと考えるといいでしょう。

相手からもらった品物が高額でも、最高で10,000円程度を目安とし、あくまで負担にならない範囲でお返しをしましょう。





4. 就職祝いのお返しにどんな品物を贈るべきか?



就職祝いのお返しは、品物の金額よりも、感謝の気持ちがしっかりと伝わることが大切です。
関係性ごとに人気の品物、定番品をご紹介します。


・両親へのお返し
趣味や嗜好がよくわかっているので、好きな食べ物やお酒、ブランド品のハンカチやネクタイ、ちょっとしたアクセサリー、花束、ペアグラスなど、さまざまなプレゼントが選ばれています。

自分がすでに成人しているなら、親子でお酒を酌み交わす時間や、家族での食事の場を設けるのも定番のプレゼントのひとつです。また、ゴールデンウィークや夏休みに帰省するのであれば、就職先の特産品や名物を買って帰るのもおすすめです。


・祖父母へのお返し
両親へのお返しと同じように、好きな食べ物やお酒、ペアグラスや湯のみなどが定番です。 また、日常的に使えるバッグやめがね立てなどの小物類や、旅行好きならコンパクトな小物の収納ケースなど、実用性が高い物や思い出に残りそうな物も人気です。


・おじ・おばなど親族へのお返し
親族でも、両親や祖父母ほど距離が近くない場合は、スイーツや食べ物など、形に残らない物が定番です。自分ではなかなか買わない、ちょっと高級な物が喜ばれます。


・恩師や先輩、親の友人などへお返し
親族以外へのお返しも、親族と同じく消耗品が基本です。ちょっと高級なスイーツのセットやブランドのタオル、バス用品、洗剤など、日常的に使える物を選ぶといいでしょう。安価な物ではハンカチが定番で、1,000円ほどの価格帯の物から、いろいろな種類を選ぶことができます。


なお、就職祝いのお返しは、立派に成長した姿を見せるためにも、可能であれば、相手の家を訪問して手渡しするのがおすすめです。遠方にあるなどの理由で難しい場合は仕方ありませんが、その場合も品物だけではなく、手紙やメッセージカードを添えて贈るようにしましょう。

最初にお祝いをもらったときに、お礼状や電話で、感謝と社会人としての意気込みは伝えているにしても、実際に働いてみて経験したことや感じたことがあるはずです。それらを盛り込んで、改めて近況報告を行うことが、門出を祝ってくれた人たちに対する何よりのお返しになります。


就職して社会に出るとは、単に仕事を始めるということだけではなく、それまでは両親が行ってくれた、親戚付き合いやお世話になった人への挨拶を自分で行うということでもあります。もらった就職祝いにきちんとお礼やお返しをすることは、その社交デビューの第一歩。しっかりしたマナーを身に付けることは、ビジネスの上でも大切なことです。

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