結婚祝いのお返しに!
内祝いギフトの人気・おすすめランキング13選

 結婚祝いのお返しに!内祝いギフトの人気・おすすめランキング13選

結婚内祝いは結婚祝いをくれた方へのお礼、感謝の気持ちを表すために贈るものです。結婚式や披露宴に来られなかった方からお祝いをいただいた場合に内祝いを用意します。式や披露宴を挙げなかった夫婦がいただいた場合も同様です。そのようなとき、ギフトにどのようなものを選べばいいかわからず迷う人も多いのではないでしょうか。

結婚内祝いとしておすすめのギフトのジャンルを紹介しながら、価格の相場やギフトを渡す際のマナー、メッセージやのしの書き方についても触れていきます。後になって相手に失礼がなかったか心配しないためにも、ここでは結婚内祝いの基礎知識をしっかり確認しましょう。

結婚内祝いとは

結婚内祝いとは

結婚内祝いとは、結婚祝いをもらったときに贈るお返しの品のことです。しかし本来は、内祝いにお返しという意味はありません。もともと内祝いは、その名の通り身内へのお祝い、幸せのお裾分けといった意味で贈られていました。つまり、結婚の報告を兼ねて贈るものだったのです。現在ではそのような風潮はなく「内祝い=結婚祝いのお返し」として定着しています。

結婚内祝いの選び方

結婚内祝いの選び方

結婚内祝いはどのようなものが喜ばれるのでしょうか。ここからは、結婚内祝いの選び方を紹介します。

「消えもの」を選ぶ

内祝いでは気軽に消費できるもの、いわゆる消えものが喜ばれます。たとえば、お菓子やお茶、調味料などの食品、洗剤やタオルなどの消耗品などがおすすめです。高級なお菓子やお茶は、普段なかなか自分で買う機会がないため喜ばれるでしょう。

なかには「せっかくだから記念に残るアイテムを贈りたい」と思う人もいるかもしれません。しかし、贈り主の想いが強すぎる物は相手を困らせてしまうおそれがあります。使いづらい、飾っておくのも難しいといったアイテムは要注意です。

相手に合わせた贈り物を選ぶ

内祝いを贈る相手の好みがわかる場合は、一人ひとりに合わせた品物を選ぶとよいでしょう。たとえば、おしゃれに敏感な友達ならブランドコスメやセンスのよいキッチン用品などが喜ばれます。コロナ禍で使う機会の多いハンカチやタオルなどもおすすめです。

一方お酒が好きな人には、ワインや日本酒、ビールなど贈る相手の好みをチェックしておくと、相手に合わせた内祝いが贈れます。お酒好きな人には、お酒のつまみになる食品を贈っても喜ばれるかもしれません。

好みが分からない相手にはカタログギフトを贈る

相手の好みがわからない場合は、カタログギフトを内祝いに贈るのもよいでしょう。なぜならカタログギフトは、受け取った相手が自分の好きなものを選べるからです。好みがわからない人にも喜ばれやすいメリットがあります。

また、カタログギフトの場合はお酒が飲めない人にお酒を贈ってしまったり、甘いものが苦手な人にお菓子を贈ってしまったりする心配がありません。有名ブランドのアイテムや食品、体験ギフトまで種類豊富な品物が揃っているため、万人に喜ばれるはずです。

結婚祝いのお返しに!内祝いの人気・おすすめランキング13選

洋菓子・和菓子の詰め合わせギフトセット

洋菓子・和菓子の詰め合わせギフトセット

洋菓子や和菓子の詰め合わせたギフトは、結婚内祝いギフトとして不動の人気を誇ります。いわゆる消えものといわれるもので、もらって困るということもあまりありません。また、好みが分かれた場合も詰め合わせであれば数種選べることもあり、贈りやすいのも長所です。

年配の方には老舗の和菓子店の詰め合わせ、友人や同僚には人気の洋菓子店のものを贈るといったように、相手によって選び分けるのもよいかもしれません。中でも日持ちのいい洋菓子や和菓子を選ぶといいでしょう。

タオルセット

タオルセット

世代を問わず、誰もが日々使う日用品も結婚内祝いにとっては定番の商品のひとつといえます。「運命の赤い糸」という言葉もあるように、それぞれの1本の糸から二人の人生を紡ぎあげていくというイメージもあってタオルを選ぶ人も多いようです。

特に、有名ブランドの品、肌に優しく高品質なもの、高級感のあるもの、おしゃれなものがおすすめです。日用品だからこそ上質なものを選ぶことで相手を思いやる気持ちを伝えることができるでしょう。

紅茶やジュースなどのドリンクギフトセット

紅茶やジュースなどのドリンクギフトセット

紅茶やジュースなどのドリンクギフトも内祝いにはぴったりです。お菓子よりさらに日持ちするものが多く、幅広い年齢層に喜ばれるギフトとして重宝します。

紅茶は有名ブランドものなど、結婚の内祝いにふさわしい商品が多く発売されているのも特徴です。中にはパッケージ缶が結婚を連想させるデザインの商品もあります。また、ジュースは果物の栽培法や絞る時の製法にこだわりを持つ果汁100%の瓶入りのものやファミリー向けの手軽な缶ジュース詰め合わせなど、バリエーションも豊富です。

缶詰やジャムなどの長期保存品の詰め合わせセット

缶詰やジャムなどの長期保存品の詰め合わせセット

高級感のある食品缶詰の詰め合わせも喜ばれるもののひとつです。日持ちもするので「気遣いができる人だ」と相手に印象を持ってもらえるケースも多いようです。最近人気のサバ缶や根強い人気のカニ缶、おつまみ類の缶詰、高級ホテルのレトルトカレーなど、種類もさまざまあります。

やはり長期保存できるという意味で、ジャムも人気です。製法のこだわりや見た目の雰囲気なども考慮しつつ、商品を選んでみてもいいでしょう。

ブランド牛などのギフトセット

ブランド牛などのギフトセット

高級グルメの代表格といえば、ブランド牛といえるかもしれません。遠い産地の高級肉などはなかなか食べる機会がないこともあり、贈った相手から好評という声もよく聞かれます。

生産者が丁寧に育てたブランド牛には、解説書がついたものが多いのも特徴です。解説書にはブランド牛の歴史、格付け、等級の付け方、部位により異なる味わいの特徴、選び方などさまざまな情報が記載されています。品質に裏打ちがある食品のギフトは、結婚内祝いという特別な贈り物に最適です。

フルーツギフト

フルーツギフト

結婚内祝いには、高級メロンや桃、巨峰などを箱に詰めたフルーツギフトもおすすめです。果物が好きな子どもから大人まで楽しめるので、ファミリーにも喜ばれるでしょう。

なかでも、季節の果物を盛り合わせたフルーツの詰め合わせは、見た目が華やかで高級感があると人気を集めています。箱を開けたときにふわっと漂うフルーツの香りと見た目のインパクトに「わー!」と声をあげて喜ぶ人もいるようです。フルーツの種類は、予算に合わせて選べます。

洗剤のギフトセット

洗剤のギフトセット

贈り物の定番ともいえる洗剤のギフトセットも、結婚内祝いにおすすめのアイテムです。どの家庭でも使う洗剤はいくつあっても困らず、気軽に消費してもらえるメリットがあります。

洗剤にも、キッチン洗剤や洗濯洗剤などさまざま種類があるため、贈る相手に合わせて選ぶとよいでしょう。たとえば、子どものいる家庭は洗濯物も多いので洗濯洗剤を贈るなど相手のニーズに合わせて選ぶとより一層喜ばれるはずです。コロナ禍の必需品ともいえるハンドソープも人気があります。

家電

家電

職場の上司や親戚などから高額なお祝いをもらったときには、家電を内祝いに贈るのもおすすめです。特に、おうち時間を充実させるコーヒーメーカーやホットプレート、忙しい家事を楽にする電気圧力鍋、電子ケトルなどのキッチン家電は多くの人に喜ばれます。

そのほか、アロマディフューザーや加湿器、マッサージ機器といった健康に配慮した家電も人気です。贈る相手によっては、スマホと一緒に使えるスマートスピーカーやイヤホンなども喜ばれるかもしれません。

ワイン・お酒

ワイン・お酒

お祝いの席で飲まれることが多いワインやお酒は、結婚内祝いにもおすすめのアイテムです。なかでも化粧箱に入ったワイン・お酒は、高級感や特別感があり喜ばれるでしょう。

お祝い用のギフトセットには、赤ワインと白ワインがセットになった紅白ワインもあります。紅白ワインは、「見ているだけでお祝いの気持ちがよみがえってくる」と人気です。セットになっているので、ワインの好みがわからない人にも贈りやすいメリットもあります。

ブランドキッチングッズ

ブランドキッチングッズ

先輩主婦の友達へ贈る結婚内祝いには、ル・クルーゼやストウブなどブランドキッチングッズもおすすめです。マグカップからお皿、お鍋までさまざまな種類があるため、予算に合わせて選べます。

おしゃれでセンスのよいブランドキッチングッズは、料理に対するモチベーションを上げるアイテムなので、きっと喜ばれるはずです。「新米主婦だけれど、私もこれから料理を頑張ります」といったメッセージを添えて贈ってみてはいかがでしょうか。

コスメ・スキンケア用品

コスメ・スキンケア用品

職場の同僚や友人など好みがわかっている人には、コスメやスキンケア用品を結婚内祝いに贈ってもよいでしょう。見た目が華やかなアイテムから、香りや使い心地にこだわったアイテムまでいろいろな種類があるので、好みに合ったものが見つかるはずです。

また、ブランドコスメの中には名前を入れられるものもあるため、特別感のある贈り物をしたい人に人気があります。コロナ禍で手を洗う機会が増えた現在は、ハンドクリームもおすすめです。

意見が分かれる食器類

意見が分かれる食器類

結婚の内祝いを選ぶ時に注意したいことは、いわゆるタブーとされる品があることです。食器やグラス、鏡などは割れものであることから、これまでは結婚に関するお祝いには向かないといわれることもありました。

しかし、贈り方や相手によっては、喜ばれる品になります。ペアグラスなどの結婚祝いは最近となってはよく見られるギフトです。贈る相手が慣習を気にするといった場合でなければ、内祝いにこうしたギフトを選んでもよいでしょう。ブランド物のワイングラスは、人気のあるプレゼントのひとつです。

カタログギフトはいつでも好評

カタログギフトはいつでも好評ラマリエ ラディアント

結婚内祝いで変わらず強い人気を誇っているのがカタログギフトです。個人の好みがわからず何を贈ればいいか見当がつかない、迷ってしまうという場合には最適です。有名ブランドの品はもちろん、グルメ、体験ギフトを選べるものもあり、相手が望むものをチョイスできるので、贈る側も贈られる側も満足のギフトとなることでしょう。

また、予算に合わせてカタログギフトを選ぶことができるので、いただいた金額によって贈り分けられるのも大変便利です。

結婚内祝いに人気のカタログギフト

結婚内祝いに人気があるカタログギフトをご紹介します。品選びの参考にぜひご覧ください。

テイク・ユア・チョイス

テイク・ユア・チョイス

全16コース3,080円~55,880円(税込)

豊富な品ぞろえが魅力の人気カタログです。約2,270点を誇る品ぞろえは、性別を問わずに喜ばれるグルメやブランドアイテムのほか、温泉、クルージング、食事券といった体験型ギフトも充実しています。

価格帯は、3,080円~55,880円(税込)の全16コースがあります。

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ラ・マリエ

ラ・マリエ

全8コース3,630円~11,880円(税込)

ウェディング限定カタログギフトで、結婚内祝いのほか引き出物にも人気です。食器やコスメ、インテリア、グルメなど充実したラインナップをそろえており、約2,280点のアイテムを掲載しています。

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やさしいみらい

やさしいみらい

全6コース4,180円~22,880円(税込)

SDGsがコンセプトの『やさしいみらい』は、オーガニックフードやフェアトレード商品など「地球」や「地球で暮らす生き物」にも、やさしいアイテムが掲載されています。

「やさしいみらい」をみる ▶

美食万彩

美食万彩

全11コース4,400円~56,100円(税込)

全11コース4,400円~56,100円(税込)から選ぶことができるグルメ専門カタログギフトです。和食を中心に全国の名店のグルメを自宅で楽しむとができます。最大約290点のグルメが掲載されています。

「美食万彩」をみる ▶

ア・ラ・グルメ

ア・ラ・グルメ

全11コース4,400円~56,100円(税込)

グルメ専門カタログギフトとして人気の品です。料理だけでなくスイーツも豊富にそろっているのが特徴です。こだわりの産地直送素材を用いたグルメを自宅で堪能でき、食通も満足のラインナップとなっています。

「ア・ラ・グルメ」をみる ▶

BEAMS DESIGN CATALOG GIFT

BEAMS DESIGN CATALOG GIFT

全3コース4,180円~11,880円(税込)

幅広い層から支持されるセレクトショップBEAMSから生まれたブランド「BEAMS DESIGN」ならではの視点でセレクトされたアイテムを多数掲載。腕時計やキャップといったファッションアイテムから、クッション、インテリアマットなどのリビンググッズまで、ハイセンスなアイテムが勢揃い。

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おいしいお米の贈り物

おいしいお米の贈り物

全3コース4,180円~11,880円(税込)

3コース4,180円~11,880円(税込)から選べる、良質なお米やごはんのお供になるおかずが満載されたカタログギフトです。全国各地のお米とごはんのお供を厳選して掲載しており、新潟県のコシヒカリと日本海干物、高知のにこまると四万十ポークなど、全国の米処が誇る抜群の組み合わせを楽しめます。

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結婚内祝いのマナー

結婚内祝いのマナー

結婚内祝いは、結婚のお祝いをいただいた相手にお返しをして、感謝の気持ちを伝えるものです。結婚内祝いを贈るのは挙式後になります。いただいた品物のだいたいの値段を調べて返礼品の金額のメドを立てたり、品物を選んだりします。このようにお祝い時の贈り物だからこそ、気を付けたいマナーをより詳しく確認していきましょう。

結婚内祝いの相場

一般的に、お返しはいただいた品の半分から3分の1程度が相場です。お世話になった目上の人に贈る場合、あまり安いものを贈りたくないと考えるかもしれません。しかし、あまり高価なものを贈ってしまうと気を遣わせてしまうことになり、失礼にあたってしまいます。

そのような場合でないときも、いただいた品物や金額よりも高額にならないように半額程度の品物を選びます。特に気心の知れた友人や近所に住む知人といった関係であれば、3分の1ほどの価格のものでもよいでしょう。

結婚祝いを連名でもらった場合

友人や職場の仕事仲間といった間柄の場合、数人連名で結婚祝いをくれるケースもあります。その場合も基本的には一人一人に内祝いを贈るのがマナーです。

連名でいただいた金額を人数で割り、その半額~3分の1ほどの金額の内祝いを選びます。例えば、五人で15,000円をもらった場合は、一人分が3,000円になりますので、1,000~1,500円の品を内祝いとしてお返しすることになります。

結婚内祝いを贈る時期

一般的に、内祝いは1ヶ月以内に贈るのが目安といわれています。それは結婚内祝いのケースも同様で、挙式が終わってから1ヶ月以内に贈りましょう。また、結婚式を挙げていない場合もお祝いをいただいたら、入籍後1ヶ月以内を目安にして、同じように内祝いを贈ります。

お祝いをいただいたら、誰からどれくらいの金額のどんな品をもらったか、また、住所や連絡先、披露宴に招待したかどうかもリスト化しておくとよいでしょう。リストにチェックすれば、一目で確認できて贈り忘れを防ぐことができます。

結婚内祝いの「のし」は「紅白水引が10本結び切り」

人生のなかでも最もおめでたい出来事といえる結婚では、お祝いを送るときも、内祝いのときも、のしは「紅白10本結び切り」を用います。新郎5本、新婦5本で結んだ縁が決してほどけないようにという考え方により紅白計10本になったのです。

「結び切り」とは、水引の端が上を向いた結び方で、一度結ぶと固く締まって端を引っ張ってもほどけません。人生で一度きりにしたい慶事、二度と経験したくない快気祝いやお見舞い、弔事などでも用いる結び目です。

結婚内祝いで名前はどう書く?

結婚内祝いに使う「のし」の書き方をここで確認しましょう。結び切りの上には「内祝」または「寿」と書きます。すでに文字が入っているケースもありますが、手書きをする場合は文字が水引にかからないようにします。

結婚内祝いをしなくてもよいケースとは

結婚内祝いは、結婚式に招待していない人からいただいた場合にお返しをするものです。結婚式に出席した人は引き出物を受け取っているケースが多いので省いて考えます。

会社の制度としていただいたお祝いも返す必要はありません。会社の福利厚生として贈られたものだからです。会社によってまちまちであるものの30,000~50,000円ほどと高額なこともありますが、お返しをする必要はないと覚えておきましょう。

マナーやしきたりが家族他地域によって異なるケースがある

結婚式などのお祝い事のマナーやしきたりは、地域によって異なるものです。例えば近畿地方では、「おため返し」という風習が残っている場合もあります。これは結婚祝いでいただいた金額の1割を「おため紙」と呼ばれる紙に包んで、お返しをする風習です。そこには、「慶事が周囲の人にも伝染しますように」という想いがあるといいます。

また、家族や親戚の考え方によっても、基準となるマナーやしきたりが変わってきます。どの地域、どの家庭にとっても失礼とならないように、事前に両親や地域の慣習に詳しい人に聞いておくと間違いがありません。

結婚内祝いの渡し方

結婚のお祝いの品をいただいたらすぐにお返しを贈るのではなく、品が届いてから10日から1ヶ月以内に贈るのが一般的です。手渡しが最も丁寧で理想的ですが、その際は先方に負担をかけないように、事前に訪問する日時を相談してから訪問し、お礼の言葉とともに渡します。

内祝いを渡すのが遅れてしまいそうな場合は、適切な時期の範囲内で宅配便などを使って送ったほうがよいと考えられています。その際も事前に内祝いを送る旨と希望の配達時間を聞き、お礼状とともに送りましょう。

渡すのが遅れてしまったら一言添えましょう

結婚内祝いを贈る場合、一般的には結婚式の1ヶ月後までに届くようにします。しかし、式後スタートする新しい生活は不慣れで忙しいものです。気づくと結婚内祝いを贈るタイミングを逃してしまったということもあり得るでしょう。その場合、お詫びのメッセージとともに少しでも早く相手に贈ります。

「本来はすぐにお礼申し上げるべきでしたが、新生活の慌ただしさに紛れ、不本意ながらお礼が遅くなり、心よりお詫び申し上げます」「先だっては私どもの結婚に際し、お心遣いをありがとうございました。お礼が大変遅くなったことをお詫びいたします」などと、誠実なお詫びの一言を添えましょう。

マナーとして避けたほうが良い品物と数字

結婚の内祝いは、切るものや割れものは縁起が悪く、避けたほうがよいという考え方もあります。たとえば包丁などの切るものは「縁を切る」を連想させ、結婚のときのお祝い品には不向きといえる品物です。

また結婚関連の場合は、割り切れてしまう偶数は避ける傾向にあります。ただし「ペア」を連想させる「2」は問題ないと考える人もいます。タブーとされている「忌み数字」は各国により違いますが、日本の場合は「死」を連想させる「4」、「苦」と関連付けやすい「9」も忌み数字とされています。

結婚内祝いの「時期」と「金額」の目安

結婚内祝いで使えるメッセージ例文

結婚内祝いで使えるメッセージ例文

現在の内祝いは「お返し」の意味合いが強くなっていますが、本来の内祝いはおめでたい出来事があった側が、お祝い事の報告と幸せをお裾分けするために親しい人に贈るものでした。

そのため内祝いを贈る際には、ふたりの結婚を祝ってくださった人へ感謝の気持ちを表す大切なものだと考えましょう。気持ちを伝える贈り物にはメッセージを添えるのがマナーです。ここでは、結婚内祝いに添えるメッセージの例を紹介します。

目上の人(親戚、上司など)に使えるメッセージ

目上の人には丁寧な文体を用いたメッセージを添えます。

皆様方におかれましては健やかにお過ごしのことと存じます。この度は私どもの結婚に際しまして過分なお祝いを賜り、誠にありがとうございました。お心遣いに心より感謝申し上げます。これからふたりで力を合わせて幸せな家庭を築いていく所存です。まだまだ未熟ではございますが、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます

お礼と新生活への抱負、いただいた品物への感想を自分なりに伝えましょう。

従妹などの年齢の近い身内につかえるメッセージ

近しい親戚や従妹といった、年齢の近い人にはもう少し砕けたメッセージでもよいでしょう。

この度は素敵なお祝いをいただきありがとうございます。本当に嬉しかったです。いただいたお品とともに、より楽しい新生活を送ることができています。ささやかですが、お礼の品を送ります。これからもどうぞよろしくお願いします

友人など日ごろから近しい関係の人に使えるメッセージ

気の置けない友人といった特に親しい人には、日ごろのメールなどと同じように、記号や絵文字なども使ってもよいでしょう。そのような場合もお礼の気持ちはきちんと伝えるようにします。

結婚祝いをありがとう☆ 心のこもったお祝いの品と言葉に、思わず涙が出たよ。明るい家庭を築いていくね。これからもずっと仲良くしてね♪

今度ぜひ新居に遊びに来てね

などのメッセージもいいでしょう。

結婚内祝いでよくある疑問

結婚内祝いでよくある疑問

結婚内祝いを贈るのは初めてという人も多いので、迷いなくスムーズに決断していくのはなかなか難しいものです。ふと浮かんだ疑問、うっかり失敗してしまった場合の対処の仕方など、誰に相談すればいいかわからないと悩む人もいるでしょう。ここでは、結婚内祝いをする際によくある疑問について解説します。

結婚内祝いでギフト券を贈るのはマナー違反か

結婚内祝いでなにより迷う原因は、相手の好みがわからないことです。商品券やギフト券であれば用途や店舗が限られる場合はありますが、相手が好きな時に好きなものを購入できるので理想的と思う人もいるかもしれません。合理性を重視するような人はお祝いギフトとしても喜んでくれる場合もあるでしょう。贈る時にかさばらないのもメリットです。

ただし、ギフト券などは額面がはっきりしていることもあって「現金を返された感じがする」「気持ちや想いが感じられない」と好ましくないと考える人もいます。贈り物に唯一のマナーはありません。相手との関係性の中で上手に選択しましょう。

結婚内祝いは複数の品を送ってもよいか

目上の人や親戚から、高額な結婚祝いをいただくケースがあります。こうした場合は新生活をスタートさせるふたりを応援しようと贈ってくれたと受け止め、必ずしも半分の金額を返す必要はありません。3分の1程度でよいでしょう。

それでも結婚内祝いが高額になる場合は、ひとつの品で相手の好みのものを選べないこともあるでしょう。その場合は、複数の品に分けても問題ありません。ギフトをふたつ贈ったり、商品券とギフトを組み合わせて贈ったりするのもひとつの方法です。

出産祝いと結婚祝いが混ざっているケースでの結婚内祝いはどうしたらよいか

最近は、授かり婚をするカップルも珍しくありません。4組に1組のカップルが授かり婚というデータもあるほどです。結婚祝いと出産祝いを一緒にもらった場合は少し高額になるケースもありますが、内祝いはその時いただいたお祝いの半分から3分の1程度が相場です。

たとえば3万円いただいたら、1万~15,000円の品を返すことになります。その場合は、10,000円のカタログギフトとお菓子のセットなど、複数にわけてお返ししてもよいでしょう。

結婚祝いを連名でもらったが人数で割ると1人当たりの金額が少なくなる場合

会社の仲間、仲のよい友達同士や近所の方といった人がグループになってまとめてお祝いをくれるケースもあります。そのお返しを半分~3分の1にわけると一人あたりの金額が少額になり、どうしたらよいかと迷う人もいることでしょう。

この場合でもまとめて結婚内祝いを贈るのではなく、個別に贈ります。小さなクッキーの詰め合わせやタオルセットなど、500円程度のプチプラギフトもたくさんありますので、そういったものから選ぶと便利です。

メッセージカードを忘れてしまった

メッセージカードは、品物と一緒に添えて贈るのが基本です。品物を送付で贈るときにメッセージカードを入れ忘れてしまったら、どうしたらよいのでしょうか。

品物より先にメッセージカードが先方に届きそうであれば、急いで送ります。それ以外では、電話をして謝るという方法もあります。電話できちんと失礼をしたことを詫び、お祝いをいただいたお礼を伝えます。謝りのメールを入れるという方法もありますが、電話のほうが丁寧に感じられるのでおすすめです。

結婚内祝いに迷ったらカタログギフトを贈ろう

結婚内祝いに迷ったらカタログギフトを贈ろう

内祝いは、目上の人や会社の上司、親戚や友達といった相手との関係性によってもギフト選びで気を付けなければいけないことや渡すときのマナーが違ってきます。また、結婚祝いにいただく金額もさまざまです。ただ贈ればよいというものではないので、迷うことやわからないことばかりという人も多いでしょう。

さまざまなしきたりやマナーがあるために、失敗やうっかりミスが心配になるかもしれません。少しでも心配がある人は、ハーモニックのような「ギフトのプロ」に相談するとよいでしょう。ギフト選びから贈るまで、安心して進めることができます。


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3,000円前後

4,000円前後

5,000円前後

6,000~7,000円

8,000~9,000円

10,000~20,000円

30,000~50,000円

50,000円~

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