快気祝いのマナー・相場・時期
(快気内祝い・お見舞い返し)

快気祝い・快気内祝い・お見舞い返しのマナー




「お見舞い」や「退院祝い」といった言葉はよく使われますが、「快気祝い」や「快気内祝い」は、やや聞きなれない言葉です。

 

どんなときに使うのが適切なのか、また、2つの言葉に意味の違いはあるのか、わからないという人もいるのではないでしょうか。勘違いしないように、快気祝いと快気内祝いについて、しっかり意味を確認しておきましょう。

この記事では、快気祝い(快気内祝い)についてのマナーをご紹介します。

※地域の慣習などにより異なる場合もあります。迷ったときは、ご両親・身近な方など、地域の慣習に詳しい方に相談しましょう。

 

 

 

目次

 1. 快気祝いと快気内祝いの違い

 2. 快気祝いを贈る時期

 3. 快気祝いの贈り方

 4. 快気祝いの相場と金額の目安

 5. 快気祝いの定番品と贈ってはいけないもの

 6. 快気祝い(快気内祝い)マナーのまとめ

 

 


 

 




1. 快気祝いと快気内祝いの違い


 

 

“○○祝い”と“○○内祝い”という言葉は、“お祝い” “お返し”という意味で使われるのが一般的です。

 

例えば、結婚祝いは結婚した人に対して贈るお祝いのことを指し、反対に結婚内祝いとは、結婚祝いをくれた方にお返しを贈ることを指します。
つまり、“○○祝い”と“○○内祝い”では、“贈る側”と“贈られる側”が逆になります。

 

ところが、「快気祝い」と「快気内祝い」は、どちらも病気やケガをした人がお世話になったりお見舞いなどの心遣いをしてもらった人に対して贈るものです。

 

また、「内祝い」という言葉は、本来「身内の喜びを近しい方にお裾分けする」という意味合いのもので、快気内祝いは快気祝いよりも内々で行うものというニュアンスが含まれます。

 

そのような理由から、「病気やケガが全快してすっかり良くなった」という場合には快気祝いを、「病状が良くなって退院はしたものの、まだ通院は続く」というような場合には「快気内祝い」と使い分けるケースがあります。

 

このように、快気祝いや快気内祝いは、「自分の病気やケガが治ったこと」についてのお祝いですから、本来は「お見舞いのお返し」という意味は持たない贈り物でした。しかし現在では、「お見舞いに来てくれた感謝を示すとともに、退院をお知らせするギフト」として利用されています。

 

なお、なかなか病気が良くならないがお見舞いのお礼がしたいという場合や闘病中に亡くなってしまった場合は、のし紙の表書きを「御見舞御礼」とします。また、身内や友人などから退院した人に対してお祝いの贈り物をする場合は「退院祝い」という言葉を使います。

 

 

 

 

 

2. 快気祝いを贈る時期


 

 

退院直後は、病院から自宅への移動疲れや、生活環境の変化などで体調が落ち着かない場合もあるでしょう。また、通院が続くなど、回復までに時間がかかることも少なくありません。 「退院したのだから、すぐに快気祝いを準備しなければ」と焦ってしまうと、ストレスになってしまいますので、まずは自分の健康を取り戻すことを第一に考えましょう。

 

退院後、1週間から10日ほどすると、徐々に生活も落ち着いてくると思います。快気祝いは、そのころに贈る手配をするのがおすすめです。

 

なお、いくら毎日の生活が落ち着かないからといって、退院してから何ヵ月も経って「快気祝い」を贈るのは失礼です。退院後、1ヵ月以内には贈れるように準備を進めましょう。ただし、中には1、2週間のうちに贈るべきという風習の地域もあるため、詳しくは親族や贈答のマナーに精通した地元の人などに聞いておくと安心です。

 

 

 

 

 

3. 快気祝いの贈り方


 

 

 

お祝い事には、「何度でもあってほしいこと」と、「二度と起こらないほうがいいもの」の2種類があります。

 

前者には、ほどいて結び直せることから「蝶結びの水引」を、後者には、結び直すことができないことから「結び切り」を使います。 快気祝いは、病気やケガが良くなったお祝いであるため、二度と起こらないほうがいいものです。そのため「紅白の結び切り」の水引がついたのし紙を使います。

 

表書きは、のし上に「快気祝」「快気内祝い」、水引の下には体調を崩していた本人の苗字を記載します。名前も含めた姓名を記すのも間違いではありません。

 

快気祝いは、直接会える人に対しては、『退院しました』という報告や『お見舞いありがとうございました』といった感謝の言葉とともに渡すのがいいでしょう。 ただし、中には直接会うのが難しい人もいるかもしれません。そのようなときは、郵送や宅配便などを利用して快気祝いを贈っても失礼にはあたりません。直接渡す機会を待っているうちに、快気祝いを贈るのが遅れてしまうことがないよう、なかなか会う機会がなさそうな人には早めに発送の手配をするようにしましょう。なおその際は、快気祝いだとわかるようにメッセージカードを添えるのがマナーです。お見舞いへのお礼や回復の報告をしたためて同封するようにしましょう。

 

 

 

 

 

 

4. 快気祝いの相場と金額の目安


 

 

現在では、お見舞いをもらった人に対して快気祝いを贈ることが一般的になっています。そのため、快気祝いの相場も、もらったお見舞い品の金額から算出するケースが多くなっています。

 

現金でもらった方はもちろん、品物を贈ってくれた人についても、およその金額を予想して、その額の半額から3分の1程度の額を目安に用意するようにしましょう。

 

 

 

 

 

 

5. 快気祝いの定番品と贈ってはいけないもの


 

 

「二度繰り返さない」という意味を込めて、食べ物や消耗品といった「消えてなくなる物」が、快気祝いの定番商品です。「(病を)水に流す」という意味につながるため、入浴剤や洗剤なども人気です。

 

定番の焼き菓子のほか、最近ではフルーツを使ったみずみずしいスイーツなども多く贈られています。果物の新鮮さは、健康なイメージを連想しやすく、色もカラフルなので快気祝いの明るいイメージに合っているためでしょう。 ただし、生ものや汁物は避けるべきという考え方もあるため、贈る品物は慎重に選ぶ必要があります。

 

一方、避けたほうがいい快気祝いとしては、現金や商品券が挙げられます。特に目上の人に対しては失礼にあたる場合があるので、贈らないようにしてください。

 

病気やケガの回復を祝い、お見舞いへのお礼の気持ちを伝える快気祝いには、病み上がりで準備をしなければならないという難点があります。デパートに行ったり、品物を選ぶ時間が取れなかったりする場合や、相手の好みがわからない場合は、カタログギフトを利用するのもおすすめです。本人の体調と相談しながら、無理をせずに健康回復を報告することが大切です。

 

 

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6. 快気祝い(快気内祝い)マナーのまとめ


 

 

■快気祝いと快気内祝いの違い

 「快気祝い」は全快の場合に贈るもの、「快気内祝い」は退院したものの

 全快とは言えない場合に贈るものとなります。

 

■快気祝い(快気内祝い)を贈る時期

 退院から10日~1ヶ月以内に贈るのが一般的です。

 

■快気祝い(快気内祝い)の贈り方

 水引は紅白の結び切りを使い、表書きは、のし上に「快気祝」や

 「快気内祝い」、のし下に「病気やケガをした方の姓または姓名」を書きます。

 

■快気祝い(快気内祝い)の相場と金額の目安

 お返しの相場は、いただいたお見舞いの3分の1~半分くらいが目安です。

 

■快気祝い(快気内祝い)の定番品

 「消えてなくなる物」は縁起が良いとされています。中でも相手に好きなものを

 選んでもらえるカタログギフトがおすすめです。

 

 

 

お返しの時期や金額、選ぶ品物によっては相手に失礼になってしまうこともあります。マナーを守るべきところはきちんと守り、感謝の気持ちをお伝えしましょう。

 

 

 

 

 

快気祝い・快気内祝い・お見舞い返しマナーのFAQ


 

 お見舞い返しに適したお菓子にはどのような物がありますか?

 

→ お見舞い返しに商品券を渡しても構いませんか?

 

 

 

 

 

 


 

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