のこり染 トートバッグ

自然が与えてくれる恩恵を生地の色に 食品をつくる過程や植物を加工した後に残る余剰物の「のこり」。「のこり染」はそれらを色素としてリサイクル&リユースした染色方法です。 課題は時期によって染まる色が違うことでした。例えば柿の皮で染める場合、早秋の柿と晩秋の柿とでは染まる色が異なります。しかし、自然は日に日に移り変わるもの。染める色に違いが出るのは当たり前のことなのです。 そのことを受け入れて製造される「のこり染」は、気持ちが落ち着くような、やさしく、やわらかい色合いが魅力。綿や麻など、植物からできている糸と、ウールなど、動物の毛を使った糸とでは染まり方に違いが生まれるのもおもしろい点です。どのような季節に作られたのかを想像しながら自然の醍醐味に触れてみませんか。