【出産祝い】中袋が付いていないご祝儀袋はどうすればいい?白い紙や半紙でお金を包もう!

出産祝い

出産祝いを贈る際に中袋が付いていないご祝儀袋を選んでしまい、お金を直接入れることが失礼にあたるのではないかと不安に思う人も多いかもしれません。しかし最近ではデザイン性を重視した簡易的なご祝儀袋も増えており、場合によっては中袋を使わない贈り方も受け入れられています。この記事では、中袋がないご祝儀袋のお金の包み方、新札の準備方法、表書きの書き方、出産祝いを贈る際のマナーについて解説します。

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中袋がないご祝儀袋のお金の包み方

中袋がないご祝儀袋のお金の包み方

丁寧に整えるためのポイント

中袋が付いていないご祝儀袋でも、適切に準備を整えれば失礼にはなりません。現金をそのまま入れるのは控え、包む方法を工夫することが重要です。簡易的なデザインであっても、相手に配慮が伝わるよう見た目を整える意識を持つことが大切です。

包装に使う紙と封筒の種類

現金を包む方法として、白い紙や半紙を使用するか白無地の封筒を用いる方法があります。白紙は奉書紙や半紙が理想ですが、用意が難しい場合は白無地のコピー用紙でも代用可能です。封筒を使う場合は、ご祝儀袋より一回り小さく、赤い郵便番号欄のないものを選びます。

包み方の手順

紙を用いる場合は、紙をひし形に置き、中央にお札を肖像が上向きになるように置きます。下の角を折り上げ、上の角を重ね、左右の角を折り込んで形を整えます。封筒を使う場合は、表に金額を旧字体で記載し、裏に贈り主の住所と氏名を記入します。お札は新札を用意し、折らずに入れるのが基本です。

新札の準備方法

新札の準備方法

新札を使う意味と心配り

出産祝いなどの慶事では、できるだけ新札を用意するのが基本とされています。新札は「この日を心待ちにして準備していました」という気持ちを表し、受け取る側に丁寧な印象を与えます。しわや折れが目立つお札は控え、清潔で整ったものを使うように心がけましょう。

新札を用意するためのポイント

新札は銀行や郵便局の窓口で両替を依頼すると用意してもらえます。金融機関によっては新札専用のATMが設置されている場合もあります。もし当日や直前に準備する場合は、窓口の営業時間に注意が必要です。事前に余裕を持って準備しておくと安心です。

新札が用意できない場合の工夫

どうしても新札を用意できない場合は、比較的きれいなピン札を選ぶようにします。軽くしわがついている程度であれば、アイロンを当てて折り目を伸ばす方法もあります。ただし熱でお札を傷めないよう、当て布をして低温で作業するなど、慎重に扱うことが大切です。

表書きの正しい書き方

表書きの正しい書き方

表書きに記載する内容

表書きはご祝儀袋の中央上部に書くのが基本です。用途をはっきり示すためには「御出産御祝」と記載するのが分かりやすく、受け取る側も用途がすぐに理解できます。「御祝」と記載する場合も問題はありませんが、一般的な表現になるため、できるだけ具体的に書くほうが丁寧な印象になります。文字は力強く中央に配置し、余白を意識してバランスよく書くことが大切です。

書く際に使う筆記具

表書きを記載する際は、筆ペンまたは毛筆を使用します。慶事の場合は濃い墨を使うことが基本です。薄墨は弔事に用いるため、祝いの場では使わないように注意しましょう。筆記具は細すぎず適度な太さのものを選ぶと、文字がしっかりと見えてきれいに整います。筆に慣れていない場合は、練習用の紙に数回練習してから清書すると安心です。

名前の書き方と配置

表書きの下には贈り主の氏名をフルネームで記載します。複数人で贈る場合は右から目上の人を記載し、左に行くほど目下の人を配置する決まりがあります。連名で書くときは、役職や立場の順序にも注意が必要です。文字の大きさや間隔をそろえ、中央に整えて書くことで見た目が美しくなります。書き終えた後は、インクが乾くまでしっかり置いてにじみを防ぐようにしましょう。

出産祝いを贈る際のマナー

出産祝いを贈る際のマナー

贈る時期の目安

出産祝いを贈る時期は、生後七日を過ぎてから一か月程度の間が目安とされています。この期間は赤ちゃんとお母さんが退院し、少しずつ生活が落ち着いてくる時期です。早すぎると家族の準備が整っていない場合があるため、落ち着いてから贈るほうが配慮が伝わります。地域や家庭によって慣習に差があるため、相手の状況を確認してから用意すると安心です。

金額の目安と選び方

包む金額は贈る相手との関係性や年齢によって変わります。親しい友人の場合は5,000円から10,000円程度が一般的で、親族には10,000円から30,000円程度を贈ることが多いです。職場の同僚や上司には3,000円から5,000円程度が目安となります。4や9は縁起が悪いとされるため避けるのが通例で、8など末広がりの意味を持つ数字は喜ばれる傾向があります。金額に迷う場合は、周囲と相談するのも一つの方法です。

渡し方の配慮

できれば直接手渡しをするほうが丁寧ですが、相手が忙しかったり遠方の場合は郵送する方法も問題ありません。郵送する場合は袱紗でご祝儀袋を包み、折れや汚れがつかないように配慮します。あわせて、祝意を伝えるメッセージカードを同封すると気持ちが伝わりやすくなります。発送後は到着の確認を一度伝えると、きちんとした印象を与えられます。

まとめ

まとめ

出産祝いを贈る際に中袋が付いていないご祝儀袋を選んでも、正しい方法で整えれば失礼にはあたりません。お金を直接入れずに白い紙や封筒を使って包むことで、丁寧な気持ちが伝わります。また、新札を用意してお祝いを整えることも大切な心配りのひとつです。表書きや氏名の記載、渡す時期や金額の選び方にも配慮し、相手が安心して受け取れるよう心を込めて準備しましょう。基本的なマナーを押さえておくことで、より温かい気持ちを届けることができます。

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