「結婚内祝い」「結婚引き出物」のお礼状マナーや書き方を解説!【例文つき】

結婚内祝い

結婚祝いをいただいた方に対して、感謝の気持ちを丁寧に伝える手段として、お礼状はとても重要です。贈り物に気持ちを添えることで相手への配慮が伝わり、今後の関係性もより良いものになります。ただし、結婚に関するお礼状は一般の手紙とは異なる配慮が求められます。この記事では、結婚内祝い・引き出物に添える正しい文章構成と基本マナー、相手別に贈るお礼状の文例、失礼にならないための注意点について解説します。

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お礼状の構成

お礼状の構成

冒頭での礼儀正しい始め方

冒頭では「拝啓」や「謹啓」などの頭語から始めるのが一般的です。次に続く時候の挨拶では、「新緑の候」「晩秋の候」など、季節を感じさせる言葉を取り入れて丁寧に始めるのが礼儀です。

感謝の気持ちを丁寧に書く

本題では、お祝いをいただいたことへのお礼を丁寧に記します。この際、どのような品をいただいたかに触れたり、使用している様子や嬉しかった気持ちを具体的に書くと、より誠意が伝わります。

内祝いの品を伝える文面

お祝いに対する感謝の気持ちを込めて、内祝いの品をお贈りした旨もあわせてお伝えしましょう。「ささやかではございますが」などの表現を使って控えめに書くのが良い印象を与えます。

締めくくりと情報の記載

最後は、今後のお付き合いへの思いを込めた挨拶で締めます。「今後とも変わらぬご交誼をお願い申し上げます」などの表現を用います。締めの言葉として「敬具」などを記し、その下に日付と、新郎新婦の氏名(旧姓も併記)を記載します。あわせて新居の住所や連絡先も忘れずに記載しましょう。

お礼状のマナー

お礼状のマナー

送付するタイミングの目安

結婚式を行った場合は、挙式から1ヶ月以内にお礼状と内祝いを送るのが理想です。挙式をしない場合には、お祝いをいただいてから1ヶ月以内に対応します。もし挙式の数ヶ月前にお祝いを受け取った場合は、まず感謝の手紙を出し、式後に内祝いと改めてのお礼状を送るのが適切です。

使用する便箋と封筒

お礼状を書く際の紙は、縦書きの白無地または薄く罫線の入ったものが適切です。花柄や淡い模様のある上品なデザインも、結婚という祝いの文脈ではふさわしいとされています。封筒は白の二重封筒が望ましく、特に目上の方に対しては必須です。

適切な筆記具の選び方

使用する筆記具は、黒または濃紺の万年筆や筆ペンが理想です。カラーペンやラフな印象を与えるサインペンは避けたほうがよいでしょう。手書きであることが何よりも重要なので、丁寧に書く心がけが求められます。

相手別に贈るお礼状の文例

相手別に贈るお礼状の文例

友人に送るお礼状の例文

拝啓

春の陽気が心地よい季節となりました
このたびは、結婚にあたり温かいお祝いを賜り、心より感謝申し上げます
いただいた器は、さっそく新居の食卓で活躍しています
感謝の気持ちを込めて、心ばかりの品をお送りしますのでお納めください
今後とも末永いお付き合いのほど、よろしくお願い申し上げます

敬具

令和○年○月○日
新居住所:〒123-4567 東京都新宿区○○町1-2-3
電話番号:03-1234-5678
新郎新婦:山田太郎(旧姓:佐藤)・花子

親戚に送るお礼状の例文

拝啓

晩秋の候、皆様にはご清祥のこととお慶び申し上げます
このたびは、あたたかいお心遣いをいただき、ありがとうございました
無事に結婚式を終え、新たな生活を始めております
感謝の印として、心ばかりの品をお届けいたします
今後とも変わらぬご厚情を賜りますようお願い申し上げます

敬具

令和○年○月○日
新居住所:〒123-4567 東京都新宿区○○町1-2-3
電話番号:03-1234-5678
新郎新婦:山田太郎(旧姓:佐藤)・花子

上司に送るお礼状の例文

拝啓

秋冷の候、○○様には益々ご健勝のことと拝察いたします
このたびは、私どもの結婚に際しまして、過分なお心遣いをいただき誠にありがとうございました
いただいた品は、大切に活用させていただいております
心ばかりではございますが、内祝いの品を同封いたしましたので、ご笑納いただければ幸いです
未熟な二人ではございますが、今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます

敬具

令和○年○月○日
新居住所:〒123-4567 東京都新宿区○○町1-2-3
電話番号:03-1234-5678
新郎新婦:山田太郎(旧姓:佐藤)・花子

失礼にならないための注意点

失礼にならないための注意点

忌み言葉と重ね言葉は避ける

お礼状で特に気をつけたいのが、不吉な印象を与える表現の使用です。「別れる」「切れる」「終わる」などは結婚生活に縁起が悪いとされるため避けましょう。また、「たびたび」「くれぐれ」などの繰り返し表現(重ね言葉)も、不幸が続くというイメージにつながるので控えます。

句読点の使い方にも配慮が必要

「、」や「。」といった句読点は、物事の区切れや終わりを示すため、お祝いの場面では使わないことがあります。特に、年配の方やマナーを重んじる相手に対しては、句読点を用いずに改行や空白を活用して読みやすさを工夫します。

「お返し」ではなく「感謝のしるし」として書く

結婚内祝いはお祝いに対する報復ではなく、自らの喜びを周囲に伝えるという意味があります。そのため、お礼状でも「お返し」という言葉は使わず、「感謝の気持ちを込めて」「心ばかりの品をお届けいたします」といった表現を選びます。

まとめ

まとめ

結婚祝いへのお礼状は、いただいた気持ちに丁寧に応える大切な手紙です。基本の構成、書き方のマナー、使う紙や筆記具、送るタイミングなど、それぞれに気を配ることで、感謝の気持ちをしっかり伝えることができます。また、相手との関係性に応じた文例を参考にすることで、失礼のない文章が書けるようになります。書き方の形式に過度にこだわらず、相手を思いやる気持ちを込めて言葉を選ぶことが、良好な関係を築くために大切です。

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