新築祝いを郵送するときのマナーとは?

<質問>
新築祝いを郵送しようと思っています。
その際、心得ておくポイントは何でしょうか?





<回答>

初めに、新築祝いを郵送(または宅配)するのは失礼にあたりません。かつては「新築お披露目会」の場に持参し、直接渡すのが慣例でしたが、現在はギフト専門店などを通じての配送も多く利用されています。遠方に住む方に贈る場合、どうしても配送に頼らざるを得ませんし、近隣の方に渡すにしてもわざわざ時間を取っていただかずに済みます。

では、新築祝いを郵送する際のマナーをご紹介していきます。
新築祝いは、注文住宅だけでなく、建売の戸建てを購入した方に贈るお祝いです。郵送するタイミングは、新築後1カ月~2カ月以内に行われるお披露目会の日までに届くよう手配しましょう。お披露目会が行われない場合でも、やはり新築後1カ月~2カ月以内に届けるのが一般的です。家電など新生活で使用してもらいたいものをお祝いとするのなら、お披露目の1週間前までに到着するよう早目に配送しましょう。

次に、事前確認を怠らないことが大切です。新居に引っ越したばかりで何かと多忙な時期ですから、受け取る日時は相手の希望に沿うように気配りしましょう。贈る相手に電話やメールで予め確認を取り、都合の良い日時を約束してから送ることが大切になります。日時指定便を利用してスムーズに相手に届けることで、気持ち良く受け取っていただきましょう。なお、目上の方や親戚に贈る場合は、両親を介して希望日などをお伺いしたほうが円滑に運ぶこともあるので、お願いしてみるのも一つの選択肢です。

のし紙を付けるのも忘れないようにしましょう。水引は「5本または7本の紅白蝶結び」で、のしのついた物を利用します。紅白蝶結びは、何度もほどいて結ぶことができるため、何回あってもおめでたい事を祝うときの様式です。表書きは「御新築御祝」や「祝御新築」とします。下部には、贈り主である自分の名前を記しましょう。なお、新築マンションを購入した方には新築祝いで良いとしているケースもありますが、やはり「新居祝」とするのが無難とされています。

ところで、新築祝いの相場は、相手との関係によって異なりますが、友人や知人の場合、5,000~10,000円程度が目安となります。一方、親戚や親子、兄弟姉妹などの場合は、10,000~50,000円程度が一般的です。特に近しい親族の場合は、「住宅の購入費用の一部にあててください」という意味でさらに高額のお祝いを渡す場合もあります。

最後に、新築祝いに適さないとされる品物もあるので注意しましょう。一般的には2種類に大別されます。1つ目は、「火や煙を連想させるもの」。たとえば、鍋、フライパン、トースター、コンロ、ストーブ、ライター、灰皿、キャンドル、お香などです。2つ目は、「新居を傷つけるもの」。壁掛け時計や絵画はインテリアとして選びたくなりますが、壁に穴を開けないと使えませんので避けた方が良いとされています。ただし、最近はこれまでの慣習は薄れつつあり、贈る相手が希望するのであれば、鍋やフライパンなどの調理器具、インテリア用品に関しては許容されることが多くなっています。