結婚祝いを郵送する場合、失礼にあたらない
エチケットとは?

<質問>
結婚祝いを郵送で贈ろうと思っています。
郵送する際に気を付けるべきポイントは何でしょうか?





<回答>

結婚祝いを郵送(または宅配)するのは失礼ではありません。本来は、結婚祝いを送る相手のご自宅まで伺い、大安や先勝などの吉日の午前中に直接手渡しするのが正式とされてきました。時代の変化とともに、今ではデパートやショップなどから品物を送り届けることがごく一般的となっています。

ただし、郵送(または宅配)する際、注意しておくべきポイントがいくつかあります。まず、贈る時期。招待状が届いてから、挙式当日の1~2ヶ月前、遅くとも1週間前までに送るのがマナーです。直接手渡ししないので、お祝いのメッセージや手紙を添えると、「おめでとう」の想いがより一層伝わるでしょう。また、もし挙式当日までに送る手配が間に合わなかった場合は、その旨を一言お断りして後日送るほうが良いでしょう。当日持参するのは、先方の荷物を増やすことになり、かえって迷惑になってしまいます。

次に、結婚祝いの包み方、すなわち「のし」にも決まり事があります。結婚祝いには、10本の水引で結んだ「真結び」(別名、結び切り)ののし紙を使用します。「真結び」は「ほどけない結び」で、引けば引くほど固く結ばれる結び目であることから、重ねて起きては困る、一度切りで良い事柄に用いられる様式です。「表書き」は、濃墨の毛筆(筆ペンでも可)で、「寿」「ご結婚お祝」「御祝」「御結婚御祝」「御歓び」などを書きます。ただし、「祝御結婚」は四(死)文字になるとしてお祝い事では避けられています。そして、水引の下段に贈る人の氏名を書き入れるのが決め事です。

最後に、贈る品物に適さないといわれる物があることも知っておきましょう。お祝い事では「忌み言葉」を避けるものですが、そこから連想される物はギフトに向かないとされてきました。「縁を切る」イメージにつながるハサミ、包丁、ナイフや、「割れる」「壊れる」を連想させるガラス、陶磁器は避けるべきという考え方です。その一方、新生活に必要なアイテムとして、高級な包丁を希望する方がいらっしゃるのも事実。また食器は割れることから「幸せが増える」、包丁やナイフは「幸せを切り開く」という解釈もあり、実際に世界でも贈り物の王道の一つです。相手が喜んでくれる物であれば、今はあまり神経質にならなくても良いでしょう。

何を贈るか迷うのであれば、「贈った相手が好きな品物を自由に選べる」カタログギフトがおすすめ。実際、アンケートによっても「もらってうれしいモノ」ランキング上位の常連となっています。