香典返しのマナー(相場・時期・のし・挨拶状・品物)






香典返しの意味と香典返しを贈るまでの流れ


香典返しの意味

香典返しは、お通夜やご葬儀で故人にお供えいただいた金品(香典)へのお返しです。

お悔やみいただいた方々へ、弔事が滞りなく終えたことと、御礼の気持ちを伝えるために贈るものですので、気持ちが伝わるお品選びが大切です。


香典返しを贈るまでの流れ

家族や身近な方が亡くなると、葬儀から始まりその後の法要まで多くのことを行うことになります。
また社会的、法律的な手続きも様々なものがあります。
地域や宗派、故人や遺族の考えによって異なりますが、ここでは仏式の場合の一般的な流れについてご紹介します。

(1)家族や身近な方が亡くなった時は

亡くなったことを親族や近親者に連絡し、次のことを進めます。

①喪主の決定
故人に一番近い血縁者が喪主を務めるのが基本です。
夫婦の場合は配偶者、その次に長男の順で決めることが多いです。


②寺院への連絡
菩提寺(ぼだいじ:先祖代々のお墓があるお寺)へ連絡します。
菩提寺がない、わからないといった場合は葬儀社へ相談するとよいでしょう。


③葬儀社への連絡


④僧侶、葬儀社との打合せ
僧侶、火葬場の状況、参列者の都合なども考慮し、通夜、葬儀・告別式の日程を決めます。
また、葬儀社とは通夜、葬儀・告別式の具体的な内容を打合せします。

(2)法要のタイミング

通夜・告別式
通夜は亡くなった当日か翌日の夜に遺族や親族等、近親者で行われます。
その後、告別式(お葬式・葬儀)を行います。

忌明け法要までは命日を含め7日目毎の法要があります。

7日目:初七日(しょなのか) ※最近では葬儀の日に行う場合が多くなっています。
14日目:二七日(ふたなのか)
21日目:三七日(みなのか)
28日目:四七日(よなのか)
35日目:五七日(いつなのか・ごしちにち)
49日目:七七日(なななぬかき・しちしちにちき)
この日が忌明け兼ねて(きあけ)とされ、別名「満中陰(まんちゅういん)」「大練忌(だいれんき)」と呼ばれ、無事葬儀が終わったことの連絡といただいた香典のお礼を兼ねて香典返しを贈ります。

その後は100日目に百ヶ日(ひゃっかにち)法要、年忌法要として、満一年たった日に「一周忌」、 二年目に「三回忌」、以後は数え年で六年目に、「七回忌」、「十三回忌」・・・と続きます。



香典返しを贈る時期について



香典返しを贈る「時期」

香典返しは、弔事が滞りなく終えた報告の意味合いも持ちますので、本来の意味合いからは、「忌が明けた」後に贈ることになります。
宗教・宗派により時期は異なりますが、おおよそ亡くなられた日から30日~50日後に「忌明け」となります。



<即日返しの場合>

地域によっては、忌明けを待たずに、お葬式の当日や、お斎(おとき)の席で香典返しをする場合もあります。そのような場合には、下記のいずれかで行われていることが多いようです。



1、当日は一律の香典返しをお返しし、高額の香典をいただいた方へは、後日改めて、それにふさわしい品物を贈る。

2、香典の金額に応じて複数段階の香典返しを用意しておき、その場でお渡しする。

お斎(おとき)…仏式の法要の後に、参列者が個人を偲んでともにする会食


葬儀当日に香典返しを行う場合に、高額の香典をいただいた場合は、香典の半額から葬儀当日にお渡しした品物の額を差し引いた程度の予算でお返しをお渡しするケースが多くみられます。



香典返しの贈り方について


「掛け紙」と「のし紙」の違い

弔事の贈り物には熨斗(のし)がない「掛け紙」を掛けます。

「熨斗(のし)」とは、あわびを薄く延ばした「熨斗鮑(のしあわび)」のことで、慶事の際贈り物に添える縁起物です。そのため、弔事には使われません。

本来は品物に紙を掛け、その上に水引を結び、慶事の時はのしを添えますが、現在は簡略化され、すべて印刷された紙を使うのが一般的です。
のしも印刷された紙を「のし紙」、水引だけが印刷された紙を「掛け紙」といいます。


挨拶状を送るタイミング

挨拶状は「忌が明けた後」に香典返しに添えて送ります。

仏式では故人が亡くなられてから49日後の「四十九日法要」で忌明けとなるので、そのあとに香典返しを送ります。
神式では「五十日祭」、キリスト教式では「昇天記念日」が忌明けに当たり、その後香典返しを送るのが一般的です。
お通夜や葬儀の当日にお返し物をお渡しする「当日返し(即日返し)」の場合も返礼品に挨拶状を添えましょう。

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香典返しの金額について


香典返しの「金額」の目安

香典返しでは、いただいた香典の半額程度の品物をお返しするのが目安になります。
いただいた金額に応じて、複数種類の香典返しを用意する必要があります。

カタログギフトは、価格帯がきめ細かく設定されていますので、必要な金額に合わせた香典返しを贈るのに最適です。



香典返しの品物について


香典返しでよく使われているもの

香典返しには「不祝儀を残さない」という考え方があるため、「あとに残らないもの」が好まれます。そのため、お茶やコーヒー、紅茶、海苔、砂糖といった「食べたらなくなる」食べ物や飲み物がよく使われています。相手の方がいつ召しあがるかは分からないので、日持ちのするものを選ぶとよいでしょう。

また、「使えばなくなる」石けんや洗剤、タオル、シーツ、毛布などの日用品も定番とされています。ただ、基本的に日用品はすでに持っているものなので、もらっても余ってしまうというご家庭も多いようです。素材にこだわった物を選ぶなど、同じものをもらっても嬉しいと思ってもらえるような工夫があるとよいですね。

他にもよく使われるものとして陶磁器や漆器があります。陶磁器は「故人が亡くなって土に帰る」という意味から、漆器は「不幸を塗りつぶす」という意味から香典返しに用いられています。

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香典返し、法要・法事の引き出物には、和の心をイメージした高級感ある落ち着いたデザインの表紙が人気の「和」や、幅広い年齢層の方に喜んでもらえるグルメ専門カタログギフト「ア・ラ・グルメ」が人気です。


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