【例文つき】入学祝いに添えるお礼状の書き方を
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入学祝いのお礼状の書き方・例文を紹介

小学校や中学校などへの入学は、子どもの健やかな成長をお祝いするタイミングでもあります。「入学祝い」をいただくこともあり、その場合はお礼状を送るのが一般的です。しかし、どのようなお礼状を書いたらよいのか分からない、という方も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、入学祝いのお礼状の書き方や例文を紹介していきます。子どもが書く場合の例文もありますので、相手によりいっそう感謝の気持ちを伝えられるようになります。ぜひチェックしてみましょう。

入学祝いのお礼状に書くメッセージの例文

入学祝いのお礼状に書くメッセージの例文

入学祝いをいただいた場合、親、もしくはいただいた本人がお礼状を書きます。小学校の場合は親がお礼状を書き、本人の言葉を書き添えたり同封したりするのがよいでしょう。

中学校以上の場合は、親と本人の両方でお礼状を書くほうが望ましく、相手によりいっそう感謝の気持ちが伝わります。では、親と子どもが書く場合の、それぞれの例文を見ていきましょう。

親が書く場合

親が書く場合、冒頭に時候の挨拶を入れましょう。その後、「入学祝いをいただいたことに対する感謝の言葉」「本人が喜んでいる様子」「結びの言葉」と続けて書いていきます。例文は以下のとおりです。

花便りも伝わる今日このごろ、皆さんお変わりなくお過ごしでしょうか。先日は〇〇の入学に際し、お心遣いをいただきありがとうございました。

いただいたお祝いで昆虫図鑑を買わせていただき、毎日眺めてはうれしそうに世界の昆虫について教えてくれます。

落ち着きましたら、あらためてご挨拶にお伺いいたします。季節の変わり目です。風邪など引かないようご自愛ください。
やわらかな春風に心華やぐ季節となりました。先日は、入学祝いをいただき誠にありがとうございました。

いただいたお祝いで動物図鑑を買わせていただいたところ、動物好きな○○は毎日のように眺めており、かわいらしい動物や勇ましい動物などを嬉しそうに説明してくれます。

次にお会いする際は、○○の成長した姿を見ていただけるよう、親子ともに精進してまいります。季節の変わり目ですので、どうかご自愛ください。

子どもが書く場合

いただいた本人が書くお礼状は、必ずしも時候の挨拶を入れる必要はありません。背伸びをせずに、年齢に相応しい文章で感謝の気持ちを伝えることが重要です。ただし、大学生以上であれば、大人が書くのと同じようなお礼状を送りましょう。例文は以下のとおりです。

・中学校入学時の例文

○○さん、入学祝いを贈っていただきありがとうございました。サッカー部に入部予定なので、スパイクを買う予定です。

勉強や部活動にと忙しくなりますが、両立して精一杯学校生活を楽しんでいこうと思います。またそちらに遊びに行って、○○さんに会って話をするのを楽しみにしています。
・高校入学時の例文
〇〇さん、先日は入学祝いを贈っていただきありがとうございました。いただいたお祝いで、腕時計を買いました。

この腕時計を使って、しっかりと時間を管理しながら、充実した日々を過ごしていこうと思います。高校生活中に自分の進むべき道を見つけられるように、気を引き締めて頑張ります。

入学祝いのお礼(入学内祝い)は必要?

入学祝いのお礼(入学内祝い)は必要?

出産や結婚でお祝いをいただいたとき、「内祝い」としてお祝いのお返しをするのが一般的でしょう。しかし、入学祝いは、大人ではなく子どもに対して贈られるお祝いです。子どもは収入がないため、本人がお返しを贈ることは困難です。

そのため、「入学内祝い」を贈るべきであるのか分からない、という方もいるのではないでしょうか。入学内祝いは必要なのか、詳しく見ていきましょう。

返さなくてもマナー違反ではない

入学内祝いは、返さなくてもマナー違反とはなりません。学生という身分で収入がなく、子どもの成長に関係するお祝いは返さないというのが原則です。そのため、お礼状や挨拶のみでお礼を済ませるのが一般的とされます。

しかし、本来内祝いは、お祝いに対してのお返しという意味ではなく「慶事を分かち合う」ことを目的とした贈り物です。地域によっては、お祝いをくれた方に対して、お祝いのお返しを兼ねながら内祝いを用意するといった地域もあります。

入学内祝いを贈る地域であっても、相手方に同じような年ごろの子どもがいる場合、煩雑さを防ぐためにお礼状や挨拶のみとすることもあるので注意が必要です。年上の親戚や知り合いの方などに確認し、住んでいる地域の風習を確認しておきましょう。

贈る場合の相場はもらったものの3割~半額程度

もし入学内祝いを贈る場合は、いただいた品の3割~5割が一般的な相場です。子どもが小学校から高校までの入学時にいただく入学祝いは、親戚が10,000円~50,000円、友人や知人が3,000円~5,000円とされています。よって、その金額の3割~5割を計画しておくのがおすすめです。

入学内祝いを贈る相手が親族でも知人でも、相場は変わりません。「親族だから少し高額な品をお返しする」といって気を使うこともないので、相場の範囲内で入学内祝いを贈りましょう。

高額な入学祝いをいただいたときは、必ずしも相場に合わせて入学内祝いを贈る必要はありません。お祝いと同時に「援助する」気持ちも含まれていることが多いため、相場どおりに入学内祝いを贈ると、「援助を拒否する」といった意味に感じられてしまう恐れがあります。その場合、お礼状にしっかりと感謝の気持ちを書き綴りましょう。

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入学祝いのお礼(入学内祝い)のマナー

入学祝いのお礼(入学内祝い)のマナー

出産内祝いや結婚内祝いと同じように、入学内祝いにもマナーがあります。マナーのポイントは、「贈る時期」と「包装の仕方」です。特に贈る時期は重要です。あまりに遅くなってしまうと、「入学祝いはしっかりと届いたのか」「役立ててくれているか」などと相手に心配をかけてしまいます。マナーをしっかりと把握して、入学内祝いを贈りましょう。

入学してから10日~1か月以内に贈る

入学祝いは、一般的には入学式の2週間~3週間前に届きます。しかし、入学内祝いは入学式を終えてから贈るものとされています。そのため、入学してから10日~1か月以内に贈るのがマナーです。

ただし、内祝いを1か月以内に贈ろうとしている場合でも、先にお礼状か電話で感謝を伝えましょう。感謝を伝えるのが早ければ早いほど、相手に誠意が伝わります。

入学内祝いを贈る場合、相手先が近くであれば直接訪問するのもおすすめです。電話や手紙よりいっそう感謝の気持ちが伝わります。その際は、入学祝いを受け取った本人も一緒に訪問し、直接お礼を伝えましょう。

入学式後はバタバタとする時期でもあります。日々の忙しさから、入学内祝いを後回しにしてしまうかもしれません。しかし、最大限の感謝の気持ちを伝えるためにも、優先的に贈りましょう。

紅白の蝶結びの水引を用意する

入学内祝いを贈る際は、紅白で蝶結びの水引を選びましょう。入学は、小学校や中学校、高校などと複数回行います。何度入学しても「おめでたい慶事」とされるため、「何度でも結び直せる」紅白の蝶結びの水引が適しています。結びきりの水引は、「結婚祝い」や「全快祝い」など、繰り返したくないお祝い時に使用する水引なので注意しましょう。

表書きは、「入学内祝」や「内祝」と記入し、その下側には入学祝いをいただいた子どものフルネームを記入します。もし「入学内祝」や「内祝」では堅苦しいと感じる場合、「まつのは」と記入しても構いません。

「松の葉に隠れるほどのささやかな品」という意味で、漢字では「松の葉」となります。ひらがなで「まつのは」と書くのが正式とされているので、記入の際には注意をしましょう。

まとめ

まとめ

入学内祝いのお礼状は、基本的には親が贈るものですが、贈られた本人も贈るとよりいっそう感謝の気持ちが伝わります。作成する際は、「感謝の気持ち」「本人が喜んでいる様子」「結びの言葉」を入れることが重要です。今回紹介した例文を参考にして、入学祝いを贈っていただいた相手に最大限の感謝を伝えましょう。

入学祝いのお返しは、返さなくてもマナー違反ではありません。しかし、「慶事を分かち合う」といった、内祝い本来の目的でお礼状と入学内祝いを贈ると、相手も喜ぶでしょう。

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この記事を書いた人ハーモニックハーモニック編集部
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